関係データベースって何?データベースの種類を知ろう!

データベース

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関係データベースって何?🤫NoSQLまで、データベースの種類を知ろう!/ITパスポート・基本情報技術者・高校情報


IPA試験によく登場する関係データベースについて紹介します。

多くのデータベースは、この関係データベースの構造を取っているため、なぜ関係とつくのか学んでいきましょう。

データベースの種類

関係データベースとは、データベースの種類の1つです。

関係データベース

データベースの種類には、次の3つがあり、これらと区別するため関係データベースと呼ばれています。

・階層型
・ネットワーク型
・リレーショナル型

階層型データベース

階層型データベースは、親ノードが複数の子ノードを持つ、家系図のような構造をとるデータベースです。

ノードとは、パソコンやプリンター、ルーターなど、ネットワーク機器のことを指しますね!

階層型のメリットは、子ノードが複数の親を持つことは出来ない制約から、ノードにアクセスするルートが1つに限定され、速度が早くなることです。

デメリットは、データが冗長になりやすいという点です。

ある子データに複数の親を持たせたい場合、それぞれの親ノードに、同じデータを登録することが必要になります。

また、データの追加や削除が入ると、アクセスルートは変わってしまうため柔軟なデータ管理が困難になります。

ノード :パソコン、プリンター、ルーターなど、ネットワークと繋がる機器のこと

ノード

ネットワーク型データベース

ネットワーク型データベースは、階層型とは異なり、子ノードが複数の親ノードを持てる構造です。

そのため、複数の親ノードの下に同じ子ノードを持たせたい場合、データが重複するという階層型のデメリットを克服できます。

データの登録・削除のたびにデータへのアクセスルートが変わるという点は変わらないため、データ構造をケアしながらデータを利用するという点は、同じくデメリットとなります。

 

関係データベース

関係データベースは、行・列の関係構造をとり、データが操作できます

メリットは、共通するデータをキーに複数の表を紐付けることができるため、柔軟にデータ処理ができます。

また、行単位でデータの追加・削除を行うため、階層型やネットワーク型と違って、プログラム側にデータ構造を都度手を入れる必要がない点もメリットです◎

そして、デメリットは、複雑なデータ同士の関係が表現できるため、サーバーへの負荷も大きくなりがちな点です。

NoSQLとは? 関係データベースとの違い

関係データベースのデメリットを克服するデータベース構造に、NO SQL があります。

NoSQLは関係データベースと異なり、

「SQLを まったく使わない」:No の意味ではなく

「SQLだけでない:Not Only」という意味です。

 スクリーンショット 2022-07-26 13.12.39

関係データベースの構造は、1台のサーバーで動作することが基本となるため、それを超えるデータを扱うことは困難です。将来的にカラムが増える可能性がある場合にも、NoSQLの活用が有用であると考えられます。

NoSQL 形式例

NO SQL

 



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