今回は、実生活の中でも耳にしたことがあるプロバイダーとブロードバンドについて説明します。
プロバイダーと回線事業者の違いがわかれば、インターネット契約も営業さんの言いなりにならずに契約の判断ができますね✌️
まず、私達がインターネットをするためには、PCやスマホだけを買ってもwebサイトは見られません。
必ずインターネットサービス提供者との契約が必要ですね。
図中の”サービス提供者”の部分は、大きく分けると2つの事業者が分業をしています。
それは、 インターネット回線事業者 と プロバイダー です。
回線事業者のお仕事は、インターネットを始めるために、情報の道を物理的につくることです。
回線事業者が、情報を通すための道をつくったら、通過する情報を流してあげることが必要になりますが、
この道に誰もが自由に入ることはできません。
契約のある人が通ることが出来る必要があり、それを管理するのがプロバイダーの役割です。
インターネットに接続するためのサービス提供者です。
OCNやソネットが、事業としてサービス提供しています。
回線事業者がつくった道には、種類があります。
現実世界にも、高速道路や公道、私道があるように、ADSLや光回線などの種類をもっています。
これらのことを、まとめてブロードバンドといいます。
ITパスポートの出題範囲メインはここからで、頻出箇所です👆
ブロードバンド(broadband)は、広域帯で高速大量通信を提供するインターネット接続サービスの総称です。
ブロード(broad)は、英語で広いという意味がありますね。
バンド(band)とは、周波数帯ののことを意味します。
そのため、ブロードバンドの反対語・あてはまらないものは、ナローバンドと言います。
今回はナローバンドは全く重要ではありません。
大事なのはブロードバンドのそれぞれの種類、ADSL・FTTH・ CATV・モバイル通信 です。
ADSLとは、電話回線を利用したブロードバンドのことです。
スプリッタで周波数帯を分けることで、電話とPCの両方の利用が可能です。
なお、2025年を目処にアナログ電話回線の廃止が進められており、現在ではADSLは衰退の一途をたどっています
FTTHは、よく聞いたことが有る光回線で使われている仕組みのことです。
フレッツ光、au光、ワイマックスなどがサービスの提供をしています。
これは、光ファイバを提供する施設から、インターネットをはじめ、電話やテレビなどを繋げています。
ADSLに比べて安定した高速通信をおこなうことができます。
CATVは、ケーブルテレビの回線を利用してネットサービスを提供しています。
ケーブルテレビってご存じでしょうか?私もこれを期に調べてみたのですが、おそらく多くの家庭にあるテレビは地上波で見るテレビです。
一方で、山間部や特別地域で、地上波が届きにくいエリアでは、ケーブルテレビが採用されます。
電波である地上波は、雨風雷など気象の影響を受けてテレビの映像が乱れてしまうことがありますが、ケーブルテレビは、文字通りの有線であることから線さえ切れなければ安定した映像を見ることができるからです。これと同じ背景から、CATVをインターネット回線として利用するケースが発生します。
さて、これで最後です。皆さんが持っているスマホやタブレットは、ドコモ、softbank、auなど通信事業者との契約で提供されるsimカードを端末に挿入してネットワークに接続されています。
また、この端末からPC、ゲームにインターネット接続できるテザリングも、この方式を使っていますね。最近では、格安SIMといってこの大手通信事業者の一部の周波数帯を借りて
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)のサービスを提供する事業者も登場しています。
今日は覚えることがいっぱいで大変でしたね📖
おつかれさまでした🐾
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