目次
企業がビジネスを成長させるためには、社長から新入社員まで組織全員が共有できる道しるべ🎯を設定します。
Googleマップや方位磁針すらない時代、人々は目的地に向かうため、北極星を見つけて北の方角の目印としました。
ここで紹介するKPIやCSFなどの用語は、まさにビジネスにおける北極星(道しるべ)となります!
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
企業目標やビジネス戦略の立案・実行により、達成すべきゴールを定量的(測定可能な数値)に表した指標。
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)
企業目標やビジネス戦略を実現するため、目標達成の過程をモニタリングするために設定される定量的な指標です。
ゲーム会社の例
KGIを達成するために、指標を細分化したものがKPIです。
KGI = 売上●▲億円
┗KPI = アプリのDL数100万件
┗KPI = 有料会員数10万人
KGIは「結果の評価」/ KPIは「過程の評価」
私も「YouTubeを伸ばしたい!」と思ったときは、1事業を育てる気持ちでKPI設計をおこないました。
このときのKGIは「収益」で、それに紐付くKPIは次の画像のような形です。
もちろん、KPI設計の正解は1つではないので、同じ事業内容でも異なるKPIが置かれるケースはよく あります💡
●ITすきま教室・動画 「YouTubeでチャンネル登録1万人達成までにやったこと」より
CSFとは、経営における目標(KGI)を達成する上で決定的な影響を与える要因です。
数あるKPI指標の中で最も重要なものをCSFに設定し、重点的な取り組みや投資をおこなっていきます。
KGIには複数のKPIが紐付きますが、その中で最も重要なKPI=CSFとすると、分かりやすいです◎
PDCAサイクルとは、企業が継続的に成長するために改善を繰り返すフレームワークのことです。
Plan・Do・Check・Action の頭文字をとってPDCAといいます。
・Plan:計画を立てる、何をするか決める
・Do:計画を実行する
・Check:実行したことが計画どおりに進行できたか評価する
・Action:計画と評価にギャップがあるとき、改善策を検討する
・ナレッジ・マネジメント
個人や組織のもっているノウハウや経験、知的資産を共有し合い、組織全体の生産性につなげることをナレッジ・マネジメントといいます。
組織で業務を回すときには、「会議」を開き、関係者で議論をします。会議の進行役のことをファシリテーターといいます。会議でアイデアを出し合う手法の1つにブレーンストーミングがあります。ブレーンストーミングとは、複数人で集まり、自由にたくさんのアイデアを出し合うことです。出されたアイデアのうち、有益なものは実際の経営に取り入れます。ど んなものが有益になるかは、ファシリテーターが会議メンバの意見を率先して取りまとめ、集約していきます。
BSC(Balanced Scorecard:バランス スコアカード)とは、企業の業績を財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の4つの指標から評価する手法のことです。
4つの指標の評価軸の例は、次のとおりです。
・財務:売上や利益などの指標(財務諸表の観点)
・顧客:新規顧客数や顧客のリピート率などの指標
・業務プロセス:品質の向上、納期の短縮、コストの低減などの指標(生産性や品質の観点)
・学習と成長:個人の能力開発や人材数の最適化の指標
多くの場合、業績とは財務観点のみで評価されがちですが、BSCではその他の指標(顧客、業務プロセス、学習と成長)をバランスよく評価します。
OODAループとは、現状を踏まえた最善の判断・行動を起こすことを目的に、先の読めない状況で成果を出すための意思決定手法のことです。
Observe、Orient、Decide、Actの頭文字をとってOODAといいます。
改善を繰り返すためのPDCAサイクルとは異なり、OODAループは「新規事業の開発」・「起業」など、明確な工程のない課題に対して効果的なフレームワークとされています。
・Observe:現状がどうなっているのか観察する
・Orient:観察事項から仮説構築する
・Decide:仮説をもとに意思決定をおこなう
・Act:実行に移す
ERPとは、企業の経営資源を有効かつ総合的に計画・管理し、経営の効率化を図るための手法のことです。
企業が大きくなると、経理や人事、営業部など、組織ごとに業務・データ活用が分断されがちですが
基幹となる業務・データを統合し、生産性の向上・情報の一元化を図るためのシステムをERPといいます。
大きな組織を無駄なく動かし続けるためには、体系化された業務の手順やノウハウをもとにすることが得策です。それには、ERPによる経営手法が有効となります!
今日も最後までブログを見てくださり、ありがとうございました!
次のITすきま教室でお会いしましょう👋
ITすきま教室では講師や講演のご依頼もお受けしております。
YouTubeチャンネル運営のほか、ナレーターや司会業としても活動してきた経験から、分かりやすく満足度の高い講義をご提供します!
解説が分かりやすいと沢山の方からご好評をいただいており、IT資格勉強コンテンツで日本トップの登録者数を集めています。すきま時間を使って勉強して資格合格や成績アップを目指しましょう!
YoutubeチャンネルはこちらX(旧Twitter)で関連用語を3時間に1度つぶやきます!
すきま時間の学習にお役立てください!
ITすきま教室の公式LINEスタンプができました!
ポップなTechnologyをテーマに、
ボケたり、ツッコんだり、使い勝手を意識して
プログラミングの世界を表現しています!