キャッシュ、クッキー、セッションの違いについて
どれもWEBサイトを閲覧したときの情報を残してくれる機能ですが、保存する内容が異なります✅
キャッシュ(cache)は貯蔵庫という意味で、お金のキャッシュ(cash)とは異なります。
ウェブブラウザの機能には、一度訪れたことのあるウェブサイトの基本情報(htmlやcss等)を保存する機能があります。
この機能により、一度訪れたことのあるwebサイトについては、表示スピードが早くなり、効率的にウェブサイトをブラウザに表示することができます。
キャッシュは便利な機能ですが、キャッシュが残ることでデメリットになることもあります。
こうしたケースでは、キャッシュクリアをおこなうことで対応しましょう。
・webサイトが重く、更新・読み込みが進まないとき
・自作webサイトを更新したはずなのに、前データが残っていて正しく反映されていないとき
など起きた場合には、ブラウザでキャッシュクリアすると、解決する場合があります。
例えば、Facebookに一度ログインすると、すぐにログインできるように2回め以降にはIDとパスワードが残しておいてくれる機能はご存知ですか?これがクッキーです。
クッキーは、SNSやECサイトなどのIDパスワードのユーザー情報を保存してくれます。
クッキーにもブラウザから削除するタイミングがあります。
クッキーにログイン情報が残す機能があるということは、例えばネットカフェに行ってTwitterをPCから利用して
ログイン情報が残っていると、後から同じPCを使った人が「いたずらしてやろう」と思ってしまったとき、あなたの大事なアカウントを使ってなりすまし投稿してしまう可能性もあります。
最近では「ログイン情報を保存しますか?」といったポップアップが出ることがほどんどなので、そういった心配事も少ない状況ですが
自分が所有しないPCを利用したら(不特定多数の人が使うパソコンでログインを伴うウェブサイトを利用した場合など)、クッキー削除を忘れないようにしましょう!
すでにweb業界で働いている方は、「クッキーとセッションの違いってなんだろう?」と思ったりしませんか?
クッキーは、ブラウザにログイン情報を残す機能・仕組みのことです。
一方でセッションとは、ログインに成功したあとの一連の行動のことを指しているものです。
このセッションについては役割を具体的にみて行きましょう!
例1:購入未完了のケース
例えばAmazonのようなECサイトで、在庫が一つしかない本を、同時に2人の人が購入しようとすると、ネット上では購入が完了しても、本来的には販売することができないので、事実と異なる自体が起きてしまいます。
この場合、在庫残り1つでも、先に「カートに入れる」ボタンを押して、お届け先や購入情報の確認をしている最中であれば、女の子の購入が未完了であっても、2番手に「カートに入れる」の先には進めない状態にしてくれます。
そういったことを防いでくれることも、セッションの役割です。
例2:購入完了しないケース
一方、女の子が購入が完了しないままの状態で操作を中断して放置していたり、購入の途中でwebブラウザを閉じてしまったとき、セッションが残ったままでは「本は売れていないのに、欲しい人が購入できない」という状態が発生し続けてしまいます。
そうならないために
・ある一定時間以上、セッションが残ったまま操作がなく中断したり放置した場合
・購入しているWEBページのブラウザが削除されてしまった場合
には、セッションは切れて再び本の在庫は開放されます。
そうなれば、このお兄さんは在庫残り1つの本を買うことができますね。
今日も最後までブログを見てくださり、ありがとうございました!
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