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共通鍵と公開鍵。暗号化技術は何のためにあるの?/ITパスポート・基本情報技術者・高校情報
ITパスポートでもかなり難解なパート、共通鍵暗号化方式・公開鍵暗号化方式の概念理解について学びましょう!
暗号化技術とは
インターネットを利用する際、不特定多数の人が様々なサーバーとのデータ通信をおこなっています。
この時、すべての人が公正にやりとりをしていれば良いですが、必ずしもそうではありません。
過去には、情報セキュリティを脅かす脅威についても学びました。
例えば、アマゾンなどでの個人情報、クレカ情報が盗まれてしまうと、不正に買い物されるリスクもあります。
これを守るのが暗号化技術です。具体的に見ていきましょう!
暗号化技術は、どのような方法で情報を守っているのかというと、データ通信の際に工夫がされています。
例えば、個人情報である名前をサーバー側に送りたいとします。
このままの状態では誰もが名前を読めてしまう、これを平文と言います。
これを暗号化することで、ネットワークに流して盗聴されてもわからない情報の形にします。
これを暗号文と言います。
本来送りたかったサーバー側に届いた時に、暗号文を再び読める状態にする、つまり暗号文から平文に直すことを復号と言います。
もちろん、その逆も発生します。
この時の、暗号化したり復号する時に利用するデータを暗号鍵と言います。
このとき、暗号化のやり方のことを暗号化方式といい、共通鍵暗号化方式と公開鍵暗号化方式に分かれます。
共通鍵暗号化方式
共通鍵暗号化方式では、平文から暗号文にするときに共通鍵が使われ、同じく暗号文から平文に戻す(復号する)ときも共通鍵が使われます。
公開鍵暗号化方式
公開鍵暗号化方式では、平文から暗号文にするときに公開鍵が使われ、同じく暗号文から平文に直すときに秘密鍵が使われます。
今日も最後までブログを見てくださり、ありがとうございました!
次のITすきま教室でお会いしましょう👋