ウォータフォールモデルとは、システム開発で取り組むこと のプロセスを忠実に守った、最も古典的な開発技法です。
ウォーターフォールモデルでは、要件定義→設計→実装→テスト、と完成に向けて1つずつ手順を完了させてから進める開発技法です。
現在も広く普及した開発技法で、 一度着手すると手戻りが困難な技法ですが
開発進行が明確で慎重にシステムをつくり込むことができることから、大規模なシステム開発に向いています。
滝が流れるように、上流工程から下流工程に作業が進むことから、 「ウォータフォール(waterfall:滝)」と名付けられています!
プロトタイプモデルとは、試作品(prototype)をつくり、企画者の意図どおりにシステムが構築できているかを確認しながら開発を進める技法です。
プロトタイプモデルのメリットは、開発者が企画者にシステムの仕様を見てもらいながら開発を進められることです
そのため、プロトタイプ版のシステムは、
一連の操作の流れが成立していなかったり、セキュリティ要件が満たされていなかったりするため「検品環境の中で動作させる」という前提があります。
(本番環境のネットワークにそのまま流すことは、ほぼありません。)
リリースされるシステムとは明確に差があることを、押さえておきましょう!
‘Prott’というプロトタイプが簡単につくれるWebサービスも登場し、プロトタイプでのシステムイメージの共有は、メジャーになりつつあります!
ウォータフォールモデルは、ゴールが明確化された規模の大きなシステムをつくる開発技法でした。
これに対し、アジャイル開発は、常に改善を重ね、仕様変更にも柔軟に対応できるように組まれた開発技法(体制)です。
ベンチャ企業など、サービスが未成熟で、ユーザの反応を見ながらシステム開発をしたい組織に向いた開発技法です。
リバースエンジニアリングは、これまでの開発技法とは異なり、既存のプログラムを解析し、設計や仕様・構成要素を明らかにして開発する技法です。
リバースエンジニアリングが活用されるケース
・競合システムと同等の製品をつくりたいとき(≒既存の競合システムを分析対象とするとき)
・過去のシステムに長年手を入れられておらず、仕様書なども残っていないとき
DevOps開発とは、これまで開発と運用で分かれていた組織が、互いに協力し合う開発体制のことです。
ここでの運用とは、サポートデスクへの問い合わせを受ける体制も含みます。
運用者は、組織内でもユーザーの声に近い立ち位置となります。
ユーザーの意見をベースにシステム開発をおこなうことで、ビジネス観点での価値向上に直結する可能性が高くなります。
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