ビジネスを拡大する手段として、他社の力を借りることも重要です!
企業同士の関わり方を知ることで、このあとの労働の契約形態や調達への理解もぐっと深まります◎
目次
アウトソースとは、業務をおこなう人・サービス・仕組み等を、社外(アウト)から調達(ソーシング)することです。
アウトソースのメリットは、専門業務をおこなうための人材採用、教育、福利厚生などの費用を削減できる点です。
これにより、一部業務の効率化と、会社全体のコスト削減が可能となります。
例えば、レストランが自社のWebサイトを制作するとき、Webサイトの制作会社に業務を依頼することもアウトソースです。
レストランの経営において、 Webエンジニアを直接採用せず、必要なときに必要な業務を依頼できる点が、効率化につながります。
・オフショア
労働賃金が安い海外や、オフィスの家賃が安い地方の拠点に、業務をアウトソースすること。
・インハウス
アウトソースとは反対に、会社内の人員だけで業務を完結させること。
アライアンスとは、直訳すると同盟を意味しますが、この分野では業務提携という言葉に直すと理解しやすいです。
例えば、生産工程の一部委託、技術の共同開発、営業・販売ルートの共用、人材の確保など、さまざまな業務提携の形があります。
異なる立場にある企業同士が利益を生み出すために協力し合う体制や経営スタイルのことを指します。
例えば、コンビニエンスストアと配送業者が業務提携をすることで、私たちはコンビニエンスストアから荷物の受け渡しができます。
資本提携とは、資本を伴う業務提携のことを指します。
アライアンス(業務提携) に比べ、経営方針への意見の申し立て・受け入れができるため、より強い企業関係をつくることができます。
・資本:事業をおこなうために必要なリソース(お金、労働力、土地など)。
・株式会社:株主の資本によってできる企業のこと。
株主(投資家や法人株主を含む)は、その企業が成長し、リターン(配当)を得られることを期待して出資します。
・自己資本企業:株式会社とは反対に、貯金などの自分のお金(自己資本)によって つくり上げる企業のこと。
M&Aとは、
2つの企業が1つになったり(合併)、ある企業が別の企業を買い取ったり(買収)することです。
企業がM&Aをおこなう理由は、多岐にわたります。
資本提携は、一部の経営決定権を握ることになるので、広い意味でのM&Aともいわれています!
・合併:似ている事業を強固にし、経費削減・企業成長の効率化につなげるなど
※合併は2つが1つになる組織再編
・買収:すでに成熟した他社の事業を自社に組み込むことで、自社の弱い部分を早く補うことができるなど
ベンチャキャピタルとは、高い成長が予想される未上場企業に対して出資をおこなう投資会社のことです。
銀行とは異なり、資金の返済・利息の発生はありません。 投資を受けた企業が成長(上場など)したときに、株式を売却し、資金を回収して利息を得る形式です。 ベンチャキャピタルは、未上場企業(ベンチャ企業やスタートアップ企業など)に投資をおこなうことで、その企業が成長・上場したのちに事業や株式を売却し、キャピタルゲイン(投資額と売却額との差額)を得ることを目的としています。
未上場企業に投資し、その企業が成長したのちに株式を売却して利益を得る
ジョイント・ベンチャーとは、複数の企業が共同出資して、新しい企業を設立することです。
各企業が得意分野を持ち寄って事業をつくれることが新しい企業の強みです。
共同出資により新しいカフェをオープン✨
ベンチャーキャピタルもジョイント・ベンチャーも、
共通するキーワード 「ベンチャー(Venture)」を直訳すると「冒険的企み」となります。
Adventure(冒険)から派生した言葉だと考えると、頭に入りやすいですね!
今日も最後までブログを見てくださり、ありがとうございました!
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