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✅動画解説はこちら!
今回は「n進小数」の回です。
ここでは、n進数で換算されたときの小数表現について学びます!
まずは、1011₍₂₎を10進数になおしてみましょう。
このように、1桁に2個数字が集まると位が一つ上がることから
各桁に何個ずつ数字が集まっているのか、分解して足してあげます。
それではさっそく今日のテーマ、2進数の小数を10進数に直すことから考えてみましょう。
この問題も、同じように、桁ごとに分解して計算してあげましょう。
さて、小数の指数表示を、みなさんは覚えていますか?
#私はうっかり忘れていました…
1の位が「0乗」で表されることから、0.1の位は、「マイナス1乗」と順に繰り下がって表記されます。
そのため、このように桁を整理することができました。
あとは、そのまま計算してあげることで成り立ちますね。0.6875が正解です。
計算のポイントは、2⁻¹ → 1/2¹ である点です。
10進数からn進数に変換するときの求め方は覚えていますか?
そうです、すだれ算でしたね!
それでは、同じようにやってみましょう!
……あれれ、
同じように2ですだれ算をしようとすると
小数を2で割り続ける(2の塊が一つもない)状態となるので、うまく計算ができませんね。
なぜ「すだれ算」で求められるのか、立ち戻って考えましょう。
・整数のとき…2の塊が、求めたい数の中に、いくつ入っているか調べる
・小数のとき…2⁻¹(=1/2)の塊が、求めたい数の中に、いくつ入っているか調べる
なので考えてあげることは、求めたい数字(0.625)の中に、いくつ2⁻¹が入っているのか、
すだれ算は下記のように式を立ててあげましょう。
この計算方法となっても、0.625を 2⁻¹(=1/2) で割ってあげることに変わりません。
0.625を2⁻¹(=1/2)で割り算する、ということは、元の数字に2を掛け算してあげることと同じです。
また、元の数字に 2⁻¹(=1/2)がいくつ入っているかを知りたいため、
各数字に2⁻¹(=1/2)が何個入っているかを左側に記入・2⁻¹(=1/2)で割ったときの整数が個数、
となるため下記のように数字を整理しながら計算しましょう。
★ここは、動画のほうが分かりやすいです!
そして、2進数に落とすときも、上から読んで答えを導きます。
今回の場合は、0.1010が答えです。
最後に、n進数⇄n’進数で復習しましょう。
いつものごとく、10進数に置き換えてあげることで、求めましょう。
Aは、10進数でいうと「10」に該当するので、その前提で変換します。
(A.2)₁₆は、(10.125)₁₀と示すことができるとわかりました。
続いて、(10.125)₁₀を2進数に変換する時は、すだれ算を整数部分と小数部分に分けて計算しましょう。
すると、整数部分は(1010)₂で、小数部分は(0.0010)₂となります。
整数部分と小数部分で、数字の読み上げ方が逆になることに注意!!
それぞれを足し上げると、答えは1010.0010となります。
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