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基本情報技術者試験とは、
IPA :独立行政法人・情報処理推進機構という
経済産業省が行政事務をおこなっている組織が運営しています。
情報技術 とは、英語にすると、
Information Technologyと訳され、
簡単にいうと ITを仕事にする人の基礎となる試験 と言えます。
「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験であり、
合格すれば、公式に情報処理技術者として
基本的なスキルが認められます。
IPAが定める国家試験の中で、基本情報技術者試験が
どのように位置づけられているでしょうか。
こうしてみると、情報処理技術者の中でも
ベースとなる試験として、このように位置づけられています。
試験の名称には「基本」と書かれていますが、
合格率を見てみると、ITパスポートや情報セキュリティマネジメントよりも低く、
20%ほどと意外と落ちる人も多い試験です。
試験問題も一定レベルに難しいことから、
基本情報技術者試験に合格していると、
ITパスポートや、情報セキュリティマネジメントよりも
圧倒的に、転職にも有利となります◎
ちなみに、これより上の資格になると、
更に合格率は10%前後と下がっていきますが
より高度で専門性の高いスキルを認められることになっていきます◎
特に、社会人や学生の方は勉強する時間も確保することが難しいため
試験対策と勉強方法は、別の動画で詳しく紹介します◎
基本情報技術者試験の試験内容も見ていきましょう。
試験は、科目Aと科目B に分類されます。
科目AとBを同日に受験し、どちらも60%以上の得点で合格基準を満たします。
科目Aは、試験時間が90分、出題数は60問、4択試験からの出題となります。
単純計算すると、1問あたり1分半の回答で、全体を答えることができます。
出題形式は、4つの選択肢から1つの解答を選ぶタイプで、合格基準は1000点満点中600点以上です。
科目Bの問題は、複数の選択肢から答えを1つ選ぶタイプの問題となり
1問あたり5分掛けて問題を解くタイプです。
合格基準は、こちらも1000点満点中600点以上となります。
基本情報技術者の試験は、午前も午後もCBT方式*といって
コンピューターに表示された問題を読み、
コンピューター上の選択肢を選んで解答していく形になります。
CBT方式のCBTとは、 Computer Based Testing の略で
文字通り、コンピューター上でテストをするという意味ですね!
問題や回答要旨が紙で配られることはないため、
考えるときは、試験会場で貰えるメモを利用して問題を解き、
回答はパソコンを利用することも覚えておきましょう!
※プロメトリック Webサイトより
CBT方式になってからは、同じ申込み期間内の予約あれば
午前試験と午後試験を
別日程で予約できるようになりました◎
試験時間が150分と長いため、
・日程を分散して受験したい方は別々に受験する方法をとり、
・一気に試験を片付けたい方は、1日ですべて受験を終えることも可能です◎
受験料は、7500円です。
お財布的には、1回で合格できた方が、いいお小遣いにもなる額なので
ITすきま教室を活用いただき、一発合格を目指しましょう!
試験のガイドラインに度々出てくる免除試験とは、
IPAに認定された講座を受講して、修了試験に合格することで
午前試験が免除される制度です。
ほとんどの方は、こちらを気にする必要はないため、
午前と午後を1回ずつ、合格点を超えることで
効率よくクリアしていきましょう!
また、試験実施期間内の受験予約は、午前試験、午後試験、免除試験とも、
1回までとなり、キャンセルはできないため、
スケジュールや受験ルールを勘違いして失格になる、といったことのないよう
ガイドラインに応じて受験申し込みも進めましょう◎
今日も最後までブログを見てくださり、ありがとうございました!
次のITすきま教室でお会いしましょう👋
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